「台湾万葉集」物語 (単行本(ソフトカバー))
出版社/著者からの内容紹介
万葉の流れこの地に留めむと生命のかぎり短歌詠みゆかむ――植民地下に日本語で育った台湾の人たちが大衆歌集『台湾万葉集』を編んだ.諧謔に富む130首の歌を紹介し,激動の歴史を生きぬいてきた彼らの心情にふれる.
内容(「MARC」データベースより)
日本は日清戦争以後、50年間台湾を植民地として統治。日本教育を受けた台湾万葉の衆は嬉しきにつけ悲しきにつけ短歌を詠んできた。この台湾万葉集を通して、二十世紀に台湾に生きた人々の思想と生活と歴史的事情を汲み取ってほしい。〈ソフトカバー〉
原典訳 マハーバーラタ〈5〉第5巻(1‐197章) (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
パーンダヴァ兄弟はクル族に対し、王国の半分を返還するように要求する。ドリタラーシトラは、一族を全滅させる戦争を避けようとするが、ドゥルヨーダナは聞き入れず、クリシュナたちの講和勧告をも拒否する。クリシュナはカルナが五王子の兄であることを明してパーンダヴァ側に味方せよと勧めるが、カルナは拒絶する。ドゥルヨーダナは、「戦争という祭祀を行なう」と武力行使を強調する。和平交渉が決裂した時、両軍とも戦闘の準備を整える。パーンダヴァ軍ではドリシタデュムナが、クル軍ではビーシュマが総司令官に任命される。女性であったシカンディンは、男性に変身して、ビーシュマへの復讐を誓う。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
上村 勝彦
1944年、東京浅草に生まれる。1967年、東京大学文学部卒業。1970年、同大学院人文科学研究科(印度哲学)修士課程修了。サンスクリット詩学専攻。現在、東京大学東洋文化研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
新釈 ルーバイヤート (単行本)
出版社からの内容紹介
19世紀英文学で一時代を画したフィッツジェラルド英訳版(初版・四版)を現代語訳した。詳細な注記がオーマー・カイヤームの世界を眼前に繰り広げる。
内容(「BOOK」データベースより)
本書はエドワード・フィッツジェラルドによる『ペルシアの天文学者・詩人オーマー・カイヤームのルーバイヤート英語韻文訳』を現代日本語に移したものである。
池田満寿夫「愛の瞬間」 (大型本)
内容(「BOOK」データベースより)
最新作を加えて池田芸術30年の展開をたどり、話題の陶芸作品、タペストリー等を増補。日本を代表する稀有なアーティストの豊かな世界を要約。
日記・書簡集 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
天才的な多作家タゴールは、広範な創作活動の傍らで人生の一部として厖大な数の手紙を書き続け、内面を吐露し続けた。それはまさに〈一大書簡文学〉と呼ぶにふさわしい、タゴール理解に不可欠の重要文献である。
闘牛師 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
「独立闘争の勇士」ママットは冷徹な勝負師に転身させたものは何か?親友の非業の死。復讐を誓う男の闘いのドラマの幕は、今上がった。
武器の影〈下〉 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
解放戦線の密命を受けてダナンの家に戻り、転向者の汚名に傷つきながら闇取引に携わるベトナム青年ファム・ミン。ミンの大学の先輩であり、有能な商人であり、そして実は解放戦線のダナン責任者グエン・タット。ベトナム脱出を夢みて、軍内で地歩を固め、ついに桂皮の大利権獲得のための大作戦の賭に打ってでる、ミンの兄ファム・クエン少佐。そしてクエンと野望を分ちあう孤独な韓国女性ミミー…。米国の物資と武器をめぐって欲望渦巻く闇市場で、民族の魂はいかに生きうるか。民族統一と民主化の闘い燃えさかる韓国のベストセラー小説。
インドのエロス―詩の語る愛欲の世界 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
名にし負うインドのエロティシズム。はるかな国の遠い昔の文学を味わうなかで朧げに浮かび上がる〈愛〉のかたち。インドの不思議さに、またもやため息をついてしまう…。
内容(「MARC」データベースより)
はるかな国の遠い昔の文学を味わう中で、朧げに浮かびあがる〈愛〉のかたち。不思議の世界へと誘う、名にし負うインドのエロティシズム。
海南(ヘナム)の空へ―戦場からソウル、そして未来への日記 (単行本(ソフトカバー))
内容(「BOOK」データベースより)
想像を絶する苛酷な日々の記憶をのりこえ生み出される言葉。紡ぎだされる未来への記憶。著者は、1998年、日記のように綴った自伝で、チョン・テイル文学賞を受賞した。本書はその自伝の1998年3月までの翻訳版である。
内容(「MARC」データベースより)
想像を絶する苛酷な日々の記憶をのりこえ生み出される言葉、紡ぎ出される未来への記憶。海南の裕福な家庭に生まれ、戦争によって慰安所へ。日記のように綴った自伝を収録。〈ソフトカバー〉
現代版画 イメージの追跡 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
作家がひとつのイメージを育み培いながら定着に導いたその過程をたどる《イメージの(ヨコの)追跡》とも言うべき行為に、私が関心を抱いたのは、私自身もまた、文字によってイメージを追い、そして定着する〈シナリオ〉という1種の創作作業にたずさわっているせいであったかもしれない。《イメージの追跡》を可能なものとするためにも、単なるデスク・ワークとしてではなく、個々の作家に直接取材して発言をもとめ、また、不審な点に関しては作家自身に確認をとる―という方法で、私なりの作家研究を構成してみようと思った。